なぜ緊張してしまうのか?

何ゆえ緊張するのか?そのメカニズムを知っていますか?

自分に落ち着けと言い聞かせても、身体は緊張症状を出してしまいます。

その一番の原因は、自律神経が勝手にあなたの体に指令を出しているからです。

自律神経は、心臓を動かしたり汗をかいたり、意図的に自分ではコントロールできない、自動的に働く神経のことです。

またこの神経は、ある刺激にはこの反応というふうに決まった反射を身体にさせます。

ノルアドレナリン

アドレナリンという言葉を、聞いたことがあると思います。

このアドレナリンは、ノルアドレナリンという物質から生成され、攻撃モードの時に多く分泌されるの神経伝達物質です。

特徴的なのは、特に緊張や不安を感じた場合に限り、分泌され、その場合の身体に及ぼす作用は、血圧上昇・震え・動悸など、まさにあがっているときの身体の状態です。

あなたがあがっている時、このノルアドレナリンが大量に血液中を走っています。

この物質を大量分泌させてしまっているために、緊張症状が出てしまいます。同じストレスを受けても、ノルアドレナリンが出やすい・出にくい人がいて、あがり症のあなたは、恐らく出やすい人です。

これは生まれ持った先天的体質なので、この原因を変えることは難しいです。

緊張の種類

少しだけ緊張する場合や緊張しすぎて頭が真っ白になる場合など、緊張にも度合いがあります。

人は緊張すると、呼吸・鼓動・脈拍が早くなり集中力が増して、頭の回転も数倍速くなります。

しかし、極度の緊張は、手に汗をかき・声や足そして手の震え・目の前が真っ白になり、体が硬直状態してしまいます。

極度の緊張やあがりを克服するためには、「緊張」と「極度の緊張」そして「あがり症」の3つを区別する必要があります。

【緊張】

これは通常の人であれば恐らく全ての人が体験するもので、これは危険から身を守るという、動物本来がもっている防衛本能です。

そのため、脳は体全体にエネルギーを送り込み、何らかの危険が発生しても、素早く対応ができるような、いわば戦闘態勢をとります。

【極度の緊張】

しかし、「極度の緊張」というのは、上記の適度な緊張状態から、更に「悪い負の感情」を抱くことで 緊張している自分に意識をしてしまい、脳が体全体に送るエネルギーを過剰に分泌しすぎて、 体が拒否反応を起こしている状態といえるでしょう。

そのため、本来素早く動き集中力も人一倍 良くなるはずの体が硬直状態となり、逆にある意味では危険な状態となります。

【あがり症】

更に「あがり症」は、過去に経験した極度の緊張によって、その経験を連想させる場所や場面になると「悪い負の感情」が習慣的に湧き上がることで発生します。

つまり、これはトラウマ(PTSD)と同じ症状になります。

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